
夜、隣で寝ているパートナーから「いびきがひどい」と言われて、ハッとした経験はありませんか?
自分では気づかないうちに大きな音を立てていて、「迷惑かけてるんだな…」と申し訳なく感じたり、もしかして何か病気のサインかもと不安になったりしますよね。
「お酒を減らしたのに変わらない」「痩せたのにまだいびきをかく」という方もいるかもしれません。
実は、男性がいびきをかきやすいのには、身体的な理由や生活習慣以外の原因も関係しているんですね。
この記事では、男性がいびきをかく原因と、生活を大きく変えずにできる対策について、わかりやすくお伝えしていきますね。
男性がいびきをかきやすい主な原因

いびきって、実は男性のほうが女性よりもかきやすいと言われているんですね。
それには、いくつかの身体的な理由があります。
喉の構造や気道の違い
男性は女性に比べて、喉の空間が広く、舌や軟口蓋(なんこうがい)が大きい傾向があるとされています。
寝ているときに、重力で舌が喉の奥に落ち込みやすくなると、空気の通り道が狭くなって、振動が起きやすくなるんですね。
この振動が、いびきの音として聞こえてきます。
内臓脂肪のつきかた
男性は女性と比べて、内臓脂肪がつきやすい体質の方が多いと言われています。
お腹まわりに脂肪がつくと、実は喉の周りにも脂肪がついて、気道を圧迫することがあるんですね。
見た目はそれほど太っていなくても、内臓脂肪が原因でいびきが出るケースもあるんです。
加齢による筋力の低下
年齢とともに、喉の周りの筋肉が衰えてくると、寝ている間に気道が狭くなりやすくなります。
20代や30代の頃はいびきをかかなかったのに、40代・50代になってから急に指摘されるようになった、という方も多いかもしれませんね。
これは、筋力の低下が関係している可能性があります。
痩せている男性でもいびきをかく理由
「自分は太ってないのに、なんでいびきをかくんだろう?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
実は、体重や体型だけがいびきの原因ではないんですね。
顎が小さい・気道が狭い
生まれつき顎の骨格が小さい方や、気道が狭い方は、寝ているときに舌が喉に落ち込みやすくなります。
痩せていても、骨格の問題でいびきが出ることがあるんですね。
鼻の構造や鼻づまり
鼻の通りが悪いと、口呼吸になりやすく、喉の奥が振動しやすくなります。
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、鼻の骨が曲がっている(鼻中隔湾曲症)などが原因で、いびきをかいている場合もあるんですね。
風邪をひいた時だけいびきをかく、という方は、鼻づまりが関係しているかもしれません。
舌の位置や大きさ
舌が大きい方や、寝ている時に舌が喉の奥に沈みやすい方は、気道が塞がれやすくなります。
これも、体型とは関係なく起こることなんですね。
生活習慣といびきの関係
身体の構造以外にも、日々の生活習慣がいびきに影響していることがあります。
お酒を飲む習慣
寝る前にお酒を飲むと、喉の筋肉がゆるんで、気道が狭くなりやすくなるとされています。
普段はいびきをかかない方でも、飲み会の後はいびきをかくことがあるかもしれませんね。
喫煙の影響
タバコを吸うと、喉の粘膜が炎症を起こしやすくなり、気道が狭くなることがあるとされています。
長期間の喫煙は、いびきだけでなく、睡眠の質にも影響を与える可能性があるんですね。
寝る姿勢
仰向けで寝ると、重力で舌が喉の奥に落ち込みやすくなります。
横向きで寝ると、気道が確保されやすくなるので、いびきが軽減されることがあるんですね。
いびきが続くとどうなる?健康への影響
「いびきぐらい、別にいいんじゃないか」と思うかもしれませんが、放っておくと、健康に影響が出ることもあるんですね。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性
いびきの中でも、寝ている間に呼吸が止まることがある場合は、注意が必要です。
これは「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」と呼ばれる状態で、放置すると高血圧や心疾患、脳卒中などのリスクが高まる可能性があるとされています。
パートナーから「呼吸が止まっていた」と言われたことがある方は、一度医療機関で相談してみるのも良いかもしれませんね。
昼間の眠気や疲労感
いびきをかいていると、睡眠の質が下がって、朝起きた時に疲れが取れていない、昼間に強い眠気がある、ということがあります。
集中力が落ちたり、仕事のパフォーマンスが下がったりする原因になることもあるんですね。
生活習慣病との関連
最近の研究では、いびきや睡眠時無呼吸症候群が、糖尿病や認知症、うつ病などと関連している可能性も指摘されています。
「たかがいびき」と軽く見ず、気になる症状がある場合は、早めに対処することが大切かもしれませんね。
生活を大きく変えずにできる対策
「お酒をやめろ」「痩せろ」と言われても、いきなり生活を変えるのは難しいですよね。
ここでは、少しの工夫でできる対策をいくつかご紹介しますね。
横向きで寝る
仰向けではなく、横向きで寝るだけでも、いびきが軽減されることがあります。
抱き枕を使ったり、背中にクッションを置いて仰向けにならないようにする工夫も効果的ですよ。
枕の高さや角度を調整する
枕が低すぎると、気道が圧迫されやすくなります。
枕の高さを少し上げたり、頭が自然な位置になるように角度を調整したりすると、呼吸がしやすくなるかもしれませんね。
寝る前の飲酒を控えめに
完全にお酒をやめなくても、寝る前の飲酒量を減らすだけでも、変化があるかもしれません。
寝る2〜3時間前には飲み終えるようにすると、喉の筋肉が緩みすぎずに済むとされています。
鼻づまりを解消する
鼻の通りが悪いと、口呼吸になりやすくなります。
鼻炎や花粉症がある方は、市販の点鼻薬や鼻腔を広げるテープを試してみるのも一つの方法ですね。
症状が続く場合は、耳鼻科で相談するのも良いかもしれません。
適度な運動と体重管理
無理なダイエットは続きませんが、日常的に軽い運動を取り入れるだけでも、体調が整いやすくなります。
階段を使う、一駅分歩くなど、小さなことから始めてみるのも良いですね。
こんな時は病院に行くべき?受診の目安
いびきが気になっても、「病院に行くほどかな?」と迷うこともありますよね。
以下のような症状がある場合は、睡眠内科や呼吸器内科への受診を検討してみてください。
- 寝ている間に呼吸が止まっていると言われた
- 昼間に強い眠気があり、仕事や運転に支障が出ている
- 朝起きた時に頭痛がする、のどが渇いている
- 夜中に何度も目が覚める
- 疲れが取れず、集中力が続かない
こうした症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性もあるため、医師に相談することが大切です。
検査を受けることで、自分の状態を正確に知ることができ、適切な治療やアドバイスを受けられるかもしれませんね。
よくある質問
男性は女性よりいびきをかきやすいのですか?
はい、一般的に男性のほうがいびきをかきやすい傾向があるとされています。
喉の構造や筋肉量の違い、内臓脂肪のつき方、加齢による筋力低下などが関係していると言われているんですね。
痩せている男性でもいびきをかくのはなぜですか?
体重だけがいびきの原因ではありません。
顎が小さい、気道が狭い、鼻の構造に問題がある、アレルギー性鼻炎がある、喉の筋肉が緩んでいるなど、さまざまな要因が関係していることがあります。
自宅でできる対策はありますか?
はい、いくつかあります。
横向きで寝る、枕の高さを調整する、寝る前のアルコールを控える、鼻づまりを解消する、適度な運動をするなど、生活の中で取り入れやすい方法から試してみると良いかもしれませんね。
いびき対策グッズは効果がありますか?
マウスピースや鼻腔を広げるテープ、枕など、さまざまなグッズがあります。
個人差はありますが、一時的な緩和や症状の軽減に役立つ場合もあるとされています。ただし、根本的な治療には医師の診断が必要な場合もあるので、気になる症状がある場合は専門家に相談してみてくださいね。
病院に行くべき目安は?
昼間に強い眠気がある、寝ている時に呼吸が止まると言われた、夜中に何度も目が覚める、朝起きた時に頭痛や喉の渇きがあるなどの症状がある場合は、睡眠内科や呼吸器内科への受診を検討してみてください。
まとめ
男性がいびきをかきやすいのは、喉の構造や気道の広さ、内臓脂肪のつき方、加齢による筋力低下など、身体的な理由が関係していることが多いんですね。
また、痩せている方でも、顎の骨格や鼻の構造、生活習慣によって、いびきが出ることがあります。
生活を大きく変えなくても、横向きで寝る、枕を調整する、寝る前のお酒を控えるといった小さな工夫で、改善が期待できるかもしれません。
もし、昼間の眠気が強かったり、呼吸が止まっていると言われたりする場合は、一度医療機関で相談してみることをおすすめします。
自分に合った対策を見つけることで、パートナーとの関係も、日々の生活の質も、きっと良くなっていきますよ。
まずは、できることから無理なく始めてみてくださいね。