
先に大切な注意点です。
この記事は、健康や睡眠に関する一般的な情報をまとめたものです。医療行為、診断、治療、専門的な助言を目的としたものではありません。
睡眠中に呼吸が止まる、日中の強い眠気が続く、朝起きても疲れが取れない、起床時の頭痛がある、運転中に眠気を感じるなど気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関や専門家に相談してください。
夜中に呼吸が止まっているかもしれないと言われたり、朝起きても疲れが取れなかったりすると、何とかしたいと考えますよね。マウスピースでの治療を考えたとき、まず気になるのが費用がどれくらいかかるのかという点ではないでしょうか。
ネットで調べると、1万円台で済んだという話もあれば、20万円以上かかったという声もあって、価格の幅が大きくて不安になるかもしれませんね。保険が使えるのか、自費になるのか、検査費用は別途かかるのか、最初にかかるお金の全体像が見えにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療にかかる費用の目安と、保険適用の条件、検査費用を含めた総額の考え方、市販品との違いなど、安心して治療を始めるために知っておきたいポイントを整理していきますね。
マウスピース費用の基本的な目安

睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療にかかる費用は、保険が適用されるか、されないかによって大きく変わります。
保険適用の場合、3割負担でマウスピース本体の費用は約1万円から1万5,000円程度が一般的です。一方で、保険が適用されない自費診療の場合は、簡易的なもので4万円から6万円、精密なタイプだと10万円から20万円以上かかる場合もあります。
ただし、マウスピース本体の費用だけではなくて、実際には検査費用や歯科での調整費用も別途必要になるんですね。初めてマウスピース治療を検討するときには、総額でどれくらいかかるのかを把握しておくと安心ですよね。
保険が適用される条件とは?
マウスピースで保険を使うためには、医師による睡眠時無呼吸症候群の診断が必要です。単に「いびきがうるさい」「家族に指摘された」というだけでは、保険適用にならないことが多いんですね。
保険を使うための一般的な流れは、以下のようになります。
- まず内科や睡眠外来などで睡眠検査を受ける
- 医師から睡眠時無呼吸症候群の診断を受ける
- 紹介状や診断書をもらって歯科を受診する
- 歯科でマウスピースを作製する
この流れがあって初めて、保険診療でマウスピースを作ることができるんですね。つまり、歯科医院にいきなり行っても、診断書や紹介状がない場合は自費診療になることがあります。
もし費用を抑えたいと考えている場合は、まず内科や睡眠外来で相談して、きちんと診断を受けてから歯科を受診するという順序を踏むことが大切かもしれませんね。
マウスピース以外にかかる費用の内訳
マウスピース本体の費用だけを見ていると、実際に治療を始めるときに想定外の出費に驚くことがあります。全体像を把握しておくと、安心して治療をスタートできますよね。
睡眠検査の費用
睡眠時無呼吸症候群の診断を受けるためには、睡眠検査が必要です。検査にも種類があって、費用が異なります。
簡易検査の場合、自宅で機器を使って測定するタイプで、保険適用であれば数千円程度の自己負担で受けられることが多いです。精密検査(PSG検査)の場合、医療機関に一泊して詳しく調べるもので、1万円から数万円程度かかる場合があります。
どちらの検査が必要かは、医師の判断になりますが、費用面でも違いがあることは知っておくと安心ですよね。
歯科での調整費用
マウスピースを作るときや、その後の調整には歯科での受診が必要です。初診料や調整費用は、1回あたり数百円から数千円程度かかります。マウスピースは作ってから何度か調整することもあるので、そのたびに費用が発生する場合があるんですね。
保険診療であれば、これらの調整費用も保険適用になることが多いですが、自費診療の場合は全額自己負担になります。
総額で考える目安
保険適用の場合、検査費用、マウスピース本体、調整費用を合わせて、総額で約2万円弱を見込んでおくと安心かもしれませんね。自費診療の場合は、検査費用を別にしてもマウスピース本体だけで数万円から20万円以上かかることがあるため、最初の段階で総額の見通しを確認しておくことが大切です。
マウスピースの種類と費用の違い
マウスピースにはいくつかのタイプがあって、構造や作り方によって費用が変わります。自分に合うタイプがどれなのか、費用面も含めて知っておくと選びやすくなりますよね。
上下一体型マウスピース
上下の歯を固定するタイプで、保険適用が可能な場合が多いです。費用は3割負担で約1万円から1万5,000円程度。構造がシンプルなため、費用を抑えたい方に向いているかもしれませんね。
上下分離型マウスピース
上下の歯が別々に動かせるタイプで、より精密な調整が可能です。ただし、このタイプは保険適用外になることが多く、自費診療で10万円から20万円以上かかることもあります。より快適さや効果を重視したい場合に選ばれることがありますが、費用面では大きな差があるんですね。
デジタル技術を使った精密タイプ
最近では、デジタル技術を使って精密に作られるマウスピースもあります。こちらも自費診療になることが多く、10万円から20万円前後かかる場合があります。フィット感や装着感にこだわりたい方には良い選択肢かもしれませんが、費用負担は大きくなる傾向がありますね。
市販品と医療機関のマウスピースの違い
ネット通販などで、1,000円から1万円程度の安価なマウスピースを見かけることがありますよね。費用面で考えると魅力的に見えるかもしれませんが、いくつか知っておきたい違いがあります。
市販品は、いびき対策を目的としたものが多く、睡眠時無呼吸症候群の治療を目的としたものではないことがあります。自分の歯型に合わせて作られるわけではないため、フィット感や効果に差が出やすいんですね。
一方で、医療機関で作るマウスピースは、歯科医師が一人ひとりの歯型に合わせて作製し、調整も行います。睡眠時無呼吸症候群の治療として使うのであれば、医療機関で作る方が安全性や効果の面で安心感があるかもしれませんね。
安価な市販品を試してみて効果を感じられず、結局医療機関で作り直すことになったという声もあるため、最初から医療機関に相談する方が、長い目で見ると費用対効果が良い場合もあるかもしれません。
長期的にかかるメンテナンス費用
マウスピースは一度作ったら終わりではなくて、定期的に調整やメンテナンスが必要になることがあります。保険診療の場合、年間で5,000円から1万円程度のメンテナンス費用を見込んでおくと安心かもしれませんね。
また、マウスピースは使い続けるうちに劣化したり、歯の状態が変わったりすることもあるため、数年ごとに作り直す場合もあります。その際にも費用がかかることを頭に入れておくと、予算の見通しが立てやすくなりますよね。
CPAP治療との費用比較
睡眠時無呼吸症候群の治療には、マウスピース以外にCPAPという機器を使う方法もあります。費用面でどちらが良いのか気になる方もいるかもしれませんね。
CPAPは、保険適用の場合、月額4,000円から5,000円程度のレンタル費用がかかります。長期的に使うと、年間で5万円前後、5年で20万円以上になることもあります。
一方で、マウスピースは初回に1万円から2万円程度、年間のメンテナンス費用が5,000円から1万円程度なので、5年間で見ると5万円から7万円程度に収まる場合もあります。
ただし、どちらの治療が合うかは、症状の重さや生活スタイルによって変わるため、医師と相談して決めることが大切ですね。費用だけで決めるのではなく、続けやすさや効果も含めて考えると良いかもしれません。
費用に関するよくある不安
マウスピース治療を始めるとき、費用面で不安に感じることはいくつかありますよね。ここでは、よくある疑問や誤解を整理していきますね。
いびきだけでも保険は使える?
「いびきがひどいから保険でマウスピースを作りたい」と思う方もいるかもしれませんが、いびきだけでは保険適用にならないことが多いです。医師による睡眠時無呼吸症候群の診断が必要なので、まずは医療機関で相談してみることが大切ですね。
歯科に直接行ってもいい?
保険適用でマウスピースを作る場合、医師の診断書や紹介状が必要です。歯科医院に直接行っても、それらがないと自費診療になる可能性があります。費用を抑えたい場合は、先に内科や睡眠外来で診断を受けてから歯科を受診する流れが安心かもしれませんね。
高いマウスピースの方が効果がある?
費用が高いからといって、必ずしも効果が高いわけではありません。自分の症状や歯の状態に合ったものを選ぶことが大切です。医師や歯科医師と相談しながら、自分に合った選択肢を見つけると良いですよね。
医療機関で相談したい症状の目安
マウスピース治療を検討する前に、まずは自分の症状を確認しておくことが大切です。以下のような症状がある場合は、自己判断せず医療機関に相談することをおすすめします。
- 家族から睡眠中に呼吸が止まっていると指摘された
- 日中に強い眠気があり、仕事や運転に支障が出ている
- 朝起きたときに頭痛がする
- 起きても疲れが取れず、体がだるい
- 夜中に何度も目が覚める
こうした症状がある場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性も考えられます。費用のことも気になるかもしれませんが、まずは専門家に相談して、適切な診断と治療を受けることが大切ですね。
よくある質問
いびきだけでも保険でマウスピースは作れますか?
いびきだけでは保険適用にならないことが多いです。医師による睡眠時無呼吸症候群の診断が必要になります。診断書や紹介状がない場合は、自費診療になる可能性があるため、まずは内科や睡眠外来で相談してみると良いですね。
保険適用の場合、実際に支払う金額はどれくらいですか?
3割負担の場合、マウスピース本体で約1万円から1万5,000円程度です。検査費用や調整費用を含めた総額では、約2万円弱を見込んでおくと安心かもしれませんね。ただし、検査の種類や調整の回数によって変わることがあります。
自費診療の場合、費用はどれくらいかかりますか?
簡易的なタイプで4万円から6万円、精密な上下分離型やデジタルタイプで10万円から20万円以上かかる場合があります。マウスピースの種類や歯科医院によって費用が異なるため、事前に確認しておくと安心ですね。
市販のマウスピースと医療機関のマウスピース、どちらがおすすめですか?
睡眠時無呼吸症候群の治療を目的とする場合は、医療機関で作るマウスピースが推奨されます。市販品は安価ですが、効果や安全性に差があるため、きちんと診断を受けてから医療機関で作る方が、長期的には費用対効果が良い場合もありますよね。
年間のメンテナンス費用はどれくらいですか?
保険診療の場合、年間で5,000円から1万円程度のメンテナンス費用を見込んでおくと良いかもしれません。調整の回数や内容によって変わることがあるため、治療を始めるときに歯科医院に確認しておくと安心ですね。
費用を把握して安心して治療を始めるために
睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療にかかる費用は、保険が適用されるかどうかで大きく変わります。保険適用であれば総額で約2万円弱、自費診療であれば数万円から20万円以上かかることもあるんですね。
費用を抑えたい場合は、まず医師の診断を受けて保険適用の道を確認することが大切です。また、マウスピース本体だけでなく、検査費用や調整費用も含めた総額を把握しておくと、安心して治療をスタートできますよね。
市販品との違いや、CPAPとの費用比較、長期的なメンテナンス費用なども考慮しながら、自分に合った治療方法を医師や歯科医師と相談して決めることが、安心して続けられる治療につながるかもしれませんね。
費用のことで不安があっても、まずは一度相談してみることで、自分に合った選択肢が見えてくることもあります。安心して治療を始められるよう、わからないことは遠慮せず専門家に聞いてみてくださいね。